埼玉西武ライオンズの過去の優勝と日本一の回数は?最近のパリーグ制覇は?

過去に一時代を築いた西武ライオンズですが、球団創設以来最も優勝から遠ざかっている状況になっています。
ですが2018年は優勝の大チャンスが巡ってきています!
パシフィックリーグの強豪チームである埼玉西武ライオンズの歴史や優勝回数、そして日本一の回数について調べてみました!
目 次
埼玉西武ライオンズの前身西鉄創設は昭和25年
セ・リーグとパ・リーグの2リーグに分裂した時に西武ライオンズの前身である西鉄クリッパーズが昭和25年に誕生しています。
西鉄はパ・リーグの所属として加盟することになりました。
そのクリッパーズの名称は1年で変わり西鉄ライオンズとなっています。
その後太平洋クラブライオンズとなり、クラウンライターライオンズ、西武ライオンズで現在の埼玉西武ライオンズになっています。
埼玉と前に名前がついたのは、2008年からですね。
埼玉西武ライオンズの優勝回数は?
西鉄時代…5回
西鉄ライオンズはパリーグの強豪チームになっていくのですが、それには名将三原脩監督の力によるところが大きいですね。
また投打の中心選手となった稲尾・豊田・中西・大下・関口などの大選手が活躍しましたので、黄金期もありました。
西鉄時代の優勝回数は以下の年になります。
1954年・1956年・1957年・1958年・1963年
中でも1956年から58年には3連覇を達成していますね。
西鉄ライオンズの黄金期ともいえる時代でしょう。
その中でも「神様・仏様・稲尾様」と呼ばれたのが1958年の日本シリーズで巨人相手に3連敗後からの4連勝で奇跡の日本一と言われた年になります。
また1963年の優勝は最大ゲーム差14ゲームをひっくり返しての逆転優勝でした。
太平洋クラブ・クラウンライター時代…0回
その後西鉄は黒い霧事件などの事件にかかわり、球団経営を手放します。
そして太平洋クラブ・クラウンライターと身売りを繰り返しているときは当然強くなく、下位に低迷していました。
この時のエースが後の西武ライオンズでもエースとなる東尾修さんですね。
西武ライオンズ時代…16回
そして本拠地を福岡から今の埼玉県所沢市に移して球団を経営したのが現在の西武グループでした。
この西武ライオンズになってからはチーム力も向上し、常勝球団となっていきます。
そして優勝回数は実に16回を数えます。
1982年・1983年・1985年・1986年・1987年・1988年
1990年・1991年・1992年・1993年・1994年・1997年
1998年・2002年・2004年・2008年
この上記の中でも1985年から88年の4連覇、そして1990年から1994年の5連覇は物凄い記録です。
もし1989年に優勝できていれば、前人未到の10連覇を達成していたことになります。
森監督の時は本当に強い時代でした。
西武時代の16回、そして西鉄時代の5回を合わせると通算の優勝回数は21回となり、これはパリーグではトップの数字となります。
ちなみにパリーグの優勝回数2位の記録は福岡ソフトバンクホークスの20回です。
最近の優勝は2008年ということで10年間優勝から遠ざかっていますが、今年は大きなチャンスですね。
埼玉西武ライオンズの日本一の回数は?
優勝回数21回を誇りますライオンズですが、日本シリーズにも同じ回数だけ進出しています。
日本シリーズに21回出場して13回の日本一があります。
もちろんこの回数はパリーグではトップの数字で、両リーグを合わせても巨人の22回に続いて2位になります。
また巨人との日本シリーズでの対戦は西鉄時代を含めますと、10回の対戦があり7勝3敗でリードしています。
内訳は西鉄ライオンズの時代に5回出場して3回日本一、そして西武ライオンズで16回の出場で10回の日本一があります。
1956年・1957年・1958年
1982年・1983年・1986年・1987年・1988年
1990年・1991年・1992年・2004年・2008年
西鉄の3連覇の時にはすべて相手は巨人で全て日本シリーズで勝っています。
ベースボールマガジン 2018年07月号 特集:埼玉西武ライオンズ40周年黄金の記憶 [完全保存版:一軍全選手写真名鑑1979-2008] (ベースボールマガジン別冊薫風号)
そして西武ライオンズになってからは日本一3連覇が2回もありますね。
1986年から88年、1990年から1992年とこの辺りの時代の西武は強かったですし野球も面白かったですよ。
秋山・清原・デストラーデのクリーンアップは迫力がありました。
また渡辺久信・工藤公康・郭泰源・東尾修のローテーションは今考えても凄い布陣ですよね。
2018年埼玉西武ライオンズは優勝できるか?
2018年の9月現在、埼玉西武ライオンズは首位を走っています。
そして2位ソフトバンク、3位日本ハムと追いかけていますが逃げ切れるでしょうか。
2018年のシーズンは山川選手・浅村選手・中村選手他打ちまくっていますので、打撃力のチームです。
また菊池雄星投手の日本最終シーズンになる可能性も高いため、なんとか優勝したいところでしょう。
久しぶりに強いライオンズは見ていて楽しくなります。
黄金期を支えた辻監督の手腕にこれから期待が高まります!
なんとか現在の強豪であるソフトバンクと日本ハムを抑えて優勝してほしいと思っていますよ!